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多文化共生ウィーク

tabunka2017_ページ_1世界の文化に触れる「多文化共生ウィーク」と称し、11月13日(月)~17日(金)に多数のイベントが学内で開催されました。その一環として11月13日(月)に本学卒業生であり、日本語教師の今井智絵さんが「海外で働く~日本語を教える~モンゴルの学校での経験より~」と題して講演を行いました。

中学3年生の時に3週間のオーストラリア語学研修に行ったことをきっかけに、日本語教師を目指すようになった今井さん。リベラルアーツ学群が開設された2007年に、1期生として入学した桜美林大学での日々が人生のターニングポイントだったと明言。

 

 

 

 

IMG_9962 - コピー大学時代はメジャーを日本語教育、マイナーを五つ(!)取り、コーナーストーンセンターで学生サポーターとして活動。1年時秋にGOプログラムでアメリカのデラウェア大学に留学し、その後、ゼミの先生に勧められ1年間休学して、アイスランドで日本語教室のTA(ティーチング・アシスタント)を経験。

 

 

桜インターンではキャンパスツアーを担当し、留学生の日本語クラスにクラスゲストとしても参加。合間には英字新聞を読み、韓国で行われた国連会議にも出席するという充実した5年間を過ごした後、大学を卒業後モンゴルの学校で日本語教師として仕事に就きました。

IMG_9969現在はモンゴルの首都ウランバートルにある「新モンゴル小中高一貫学校」に勤務。入職から3年間は日本語の教員として活躍し、今はキャリアセンターのセンター長として日々奮闘されています。

今井さんは講演後、「自らが『外国人』になって世界にはいろいろな価値観があることを肌で感じる。仕事は能力だけでなく人との縁。

 

組織の中で仕事をするが、行き着くところは人。何事も自分で納得してやる覚悟と迷ったらやってみる勇気が必要」と熱く語ってくれました。

また、2部構成のフィールドワーク報告会「多文化共生デー」が11月15日(水)に開かれました。

1部で行われた「文化人類学学生研究会」の活動報告では、東京モスク新大久保のハラールショップと、浅草地域で作られる伝統工芸品の現地調査の報告が行われました。

イスラム教徒の方がお祈りをささげる礼拝堂に入り、祈っている姿を間近で見るという貴重な体験と、日本の伝統工芸品を生み出す職人の技術についての報告を聞きながら、「日本の技術はすごいんだな」と改めて実感しました。

IMG_44872部で「ラオスの民話の女性たち」について発表した嶺紗季さん(リベラルアーツ学群3年)は、ラオスに多くある民話を紹介。民話が「建国」、「仏教」、「日常生活の教訓」と主に三つのストーリーに分けられることや、民話の主人公には男性が起用されやすいこと、その男性をサポートする女性が現れることから、男性は働き権威を持ち、女性は男性に敬意を払い家事育児にいそしむという性別分業の概念が見てとれると話していました。

ただ近年は特に都市部でのライフスタイルの変化で、性別分業の概念も少しずつ変化しているそうです。

 

IMG_0001報告会の講評を担当した鷹木恵子教授は、「多文化共生デーと題して発表してもらいましたが、いろいろな文化について知るだけでなく、知ることを通して、この難しい現代社会でどのように共存・共生していくかを考えてほしい」とさらなる学修を促しました。

 

 

 

 

取材を終えて

フィールドワークという言葉は聞いたことがありましたが、実際に何をしているのか知らなかったので、聞いていてワクワクしました。

 

 学生記者 村井安沙香

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