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群読音楽劇「銀河鉄道の夜」が公演10回目を迎えました!

IMG_3881(re)2007年の初公演から10回目を迎える群読音楽劇「銀河鉄道の夜」が、9月13日(水)~16日(土)にかけて、桜美林大学プルヌスホールで開催されました。

宮沢賢治原作の童話作品を、朗読、演技、歌、ダンス、ピアノの旋律を交えて表現するこの公演の出演者は、毎回オーディションで決められます。

 

 

今年の出演者は19歳~67歳の計25人。9月7日~12日までのわずか6日間で稽古は行われ、本番では市民と学生が一体となって、その年限りの「銀河鉄道の夜」を創り出しました。

脚本・演出は能祖將夫芸術文化学群教授。プロのアーティストとして小早川朗子准教授(ピアノ)、本学卒業生の井上大辅さん(振付・出演)が参加。公演4日間で約900人を動員し好評を集めました。

私も観劇させていただいたのですが、会場に入ると中は暗く、うっすらとスモークが漂い、原作の世界が見事に演出されていました。

キャストが動き回る舞台はもちろん、それぞれが着る衣装はスタッフが製作したのだそうです。そうした準備に尽力した方々の思いも乗せて発車した列車は、時には笑いを、時には感動を、最後には、原作最大のテーマである「ほんとうのさいわい」とは何なのかを問いかけてきました。

IMG_4051(re)ジョバンニ役を務めた安藤あゆみさん(芸術文化学群4年)は、

「千秋楽まであっという間でした。もっとやれたし、もっとやっていたかったです。たくさんの方々と創り上げた公演だったので学ぶことが多くて、特に市民の方々は、私たち学生が余計なことを考えている間に、勇気を持って踏み切った演技をするんですね。その姿に刺激をもらいました」と話してくれました。

IMG_4378(re)カムパネルラ役を務めた小林風花さん(芸術文化学群4年)は、

「私の素はカムパネルラ役のイメージとは違うんです。だから役を自分に落とすのが難しくて、練習期間も短いのでちょっと不安でした。でも、本当に楽しみにしていた公演だったんです。終わってみると、普段より芝居を楽しめたような気がします」と話してくれました。

地域に開かれた劇場を目的に運営されるプルヌスホールに、市民と学生が集い、年齢や性別の垣根を越えた共演を実現させ続けるこの公演は海を飛び越え、今年の3月には台湾でも開催され注目を集めました。

今年は劇中の楽曲をほぼ全編クラシックに変更するなど、新たな試みも見られた銀河鉄道の夜。本学と地域社会をつなぐ、銀河鉄道のレールのさらなる発展に期待です。

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