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No.27 株式会社イノセンティブ 助田正樹(0000年度●●●●●学群卒業)
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自立共生の場を作る

[2017年11月30日掲載] 
人材紹介業とコワーキングスペース運用の二つをミックスさせた、新たな事業を行っている「株式会社イノセンティブ」。国内ではまだなじみの薄いこの新事業に、会社の取締役として注力しているのが助田正樹さんです。

助田さんは桜美林大学を卒業後、ソニー株式会社で勤務。自由闊達な風土で研鑽を積んだ後、フリーランスとしてWEBディレクターに転身。起業の経験もあります(野菜の直販事業など)。
イノセンティブを立ち上げた経緯については、「もともと友人だった今の代表が『会社を辞めて新しい会社を作る』という話をしていて、その時、僕はコワーキングスペースに興味があり、彼は人材紹介業に興味があったのですが、色々模索した結果、一緒に会社を作ることになりました」と話してくださいました。

コワーキングスペースとは、個人事業主、小規模事業者など独立して仕事を行う人たちが主に利用する共有オフィス空間のことを指します。シェアオフィスとは違い、そこにいる人同士で交流しやすいオープンな環境で、新しい刺激や情報を交換することができるというわけです。
イノセンティブでは、「GARAGE」という名のコワーキングスペースを都内各地、地方でも数店運営し、海外展開も視野に入れているそうです。
助田さんはこれまでのキャリアで人材紹介業の経験がなかったため、手探りの状態から、自らの観点と価値観で事業を育ててきたといいます。

助田さんがこのようなコワーキングスペースを作りたいと思った理由は、ご自身がフリーランス時代に「自立した仲間同士が時に助け合う『場』を持ちたい」と思っていたから。GAREGEに集まる人たちとのつながりを、助田さんは「コミュニティ」と呼んでいますが、イノセンティブはまさに自立した仲間同士が時に助け合う「場」、自立共生の「場」を育てている最中なのです。

営業時間内であれば、自由にスペース内の備品を使用して良いほか、固定席がないのもコワーキングスペースの魅力です。比較的新しいこの事業は、当時国内では事例が少なかったので、「最初は完成形がどんなものなのかも、はっきりと分からなかったですね」と助田さん。
しかし、アメリカではコワーキングスペースがすでに広く展開しており、その規模も大きく、現地へ見学しに行った際には、「やっていることは間違っていなかった」と確信を持つことができたそうです。

助田さんは在学中の1999年に、イベントサークル「OEP」を立ち上げています。
「当時は主催も演者もお客さんも、みんなで楽しめるイベントが少なかったので、『じゃあ、みんなが楽しめるイベントを自分たちで作っちゃえ』と勢いで始めました」。
そのOEPは現在も存続中!。現役メンバーとOB・OGが多数参加した10周年イベント(2009年)は大盛況だったとか。20周年のイベントも、現役のメンバーとぜひ一緒に行いたいとのこと。

インタビューの最後に助田さんは、「桜美林大学は自由で主体的な校風があると思うので、それを自分なりに解釈して、やりたいことに向かってやり続けると人生楽しいですよ」と、私たち在学生へアドバイスをくださいました。

助田さんのお勤め先株式会社イノセンティブ(GARAGE) (http://garage-working.com/)

GARAGEは、秋葉原、早稲田、天神、出雲、丹波にある多彩な人が集まるサードプレイスです。イノセンティブの事業としては、就活生向けのキャリアスクールや、就活支援なども行っていますので、桜美林のみなさんも、ぜひ気軽に相談ください。

取材を終えて

今回のインタビューで、コワーキングスペース事業やそのおもしろさなど、私が知らなかったことをたくさん知ることができました。また、コワーキングスペースだけでなく、人材紹介業でよくある質問やキャリアの積み上げ方など、たくさんの活動と経験をされている助田さんにしか分からないことも聞くことができました。私も就職活動まであとわずかなので、キャリアについてしっかり考えていきたいと思います。

学生記者:竹田光希