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No.24 株式会社極東電視台 千葉亮太さん(2007年度文学部英米文学科卒業)
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「おもしろい番組」をつくるために

[2017年5月31日掲載] 
テレビ番組制作会社「株式会社極東電視台」でディレクターとして、人気番組「有吉ゼミ」を手掛けている千葉亮太さん。在学中、大学祭実行委員会に所属し、一つの作品をつくったことやイベントを成功させたことが、制作の仕事に興味を持ったきっかけだそうです。
1、2年生の時は企画部で、おぎやはぎやスピードワゴンなどのお笑いライブを担当。実際にイベント業者の方々とやり取りをして、芸人さんの手配やスケジュール調整などをしていたという千葉さんは、「何カ月も前から事前準備をし、お客さんに喜んでもらえるイベントをつくる点は、現在の仕事とも共通している」と言います。

ところで、皆さんが普段見ているテレビ番組は、テレビ局と番組制作会社の協力によって作られていることをご存じでしょうか? 番組によって異なるものの、およそ3週間前の企画会議から始まり、取材先や出演するタレントとの打ち合わせや取材先のロケハン(ロケ地を事前に下見すること)、台本作成など、その業務は多岐にわたります。そして、収録1週間前になると、ロケやオフライン編集(仮編集)をして、最後にサブだし編集と収録を行います。ちなみに「サブだし」とは、収録時にスタジオで流す映像で、番組内で使われる再現VTRやクイズの問題VTRなどのことを言うそうです。話のところどころで知らない言葉が出てきて、聞いていてとても新鮮でした。

おもしろいVTRをつくるコツについて伺うと、「番組のジャンルにもよりますが、視聴者の驚くことや知って得することなど、興味を持たせる工夫が重要」と言う一方で、千葉さん自身も「そのコツを聞きたい」と笑います。
入社5年目でディレクターとして初めてフロアマネジャー(スタジオ収録の際にフロアで番組進行を統括する人)となった千葉さんは、「子どものころからテレビで見ていたタレントさんが、自分の出すカンペに基づいて番組を進行してくれた時はとてもうれしかった。収録は、時に予期していない展開から笑いが生まれることもあり、その瞬間を一緒につくれることはやはり感動する」と仕事のやりがいを話してくれました。

大学時代にサークルや部活に入ったり、アルバイトをしたりすることも大切だそうで、千葉さん自身も大学祭実行委員会の他、野球サークル「ぱんちょ」に所属し、そこで人間関係を築き、コミュニケーションスキルを磨くことができたそうです。また、就職活動については、「仕事の選択肢はたくさんあるので、あまりかたくなり過ぎず、柔軟に考えてみてください」とオビリンナーへのメッセージをいただきました。

 

千葉さんのお勤め先

  • 株式会社極東電視台

(http://www.far-eastern.co.jp/)

テレビ番組の制作およびWeb配信番組や企業映像、動画配信サービス、iPhoneアプリなどの制作を行っている制作会社。「世界の果てまでイッテQ!」「マツコとマツコ」「モヤモヤさまぁ~ず2」などの人気番組を多数手掛けています。

取材を終えて

インタビュー前はテレビ番組の制作について全く知りませんでしたが、今回のインタビューを通して「一つの番組は多くのスタッフの工夫と努力、そして、協力があってこそ出来上がっている」とわかりました。また、職業柄インタビューをする機会が多い千葉さんから、取材をする際のコツやアドバイスをいただくことができ、とても良い経験になりました。

学生記者:志村紗夜