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No.23 株式会社JALグランドサービス 小川貴之さん(2006年度文学部健康心理学科卒業)
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お客さまの笑顔のために
~世界一選ばれ愛される航空会社を目指して~

[2017年2月28日掲載] 
小川貴之さんが空港での「旅客サービス」の仕事に興味を持ったきっかけは、大学の卒業旅行で沖縄に行った時のこと。帰りのフライトに乗り遅れて困っていたところ、空港スタッフが丁寧に対応してくれた姿が印象的だったそうです。
それまでは高校の体育教員を目指していたという小川さん。4年次に教育実習もこなし、教員採用試験に挑んだものの結果は不合格。「来年また受けよう」と気晴らしに仲間と出掛けた卒業旅行が人生の転機となりました。その後、旅行で何度か空港を利用するうちに「空港で働きたい」という気持ちが大きくなっていった小川さんは、英語とエアラインの知識を磨くため大学卒業後に専門学校へ2年間通い、JALグランドサービスに入社しました。

現在小川さんが担当する主な業務は、到着ロビーでの手荷物引き渡し、車いすご利用のお客さまを飛行機やロビーまで案内するケア業務、ターミナルと飛行機内の情報を仲介するシップサイドオフィサー業務などです。入社して驚いたのは、車いすご利用のお客さまが多い日で1日250人と予想よりはるかに多かったこと。1日の平均で1人あたり10人以上のお客さまを担当し、空港内を2万歩も歩くそうです。
 
現場の仕事と共に力を入れているのが「教育」。昨年度から危険物や航空保安などについて社員教育を任されている小川さんは、教育がサービスの根幹だと考え、1人でも多くのJALファンを増やすために奮闘しています。お客さまに最新かつ正確な情報をお伝えできるよう、日々のニュースにアンテナを張り、講義の下準備をすることはもちろん、「受講者が質問しやすい雰囲気づくりに注力している」と言う小川さん。ここでは大学時代に教職課程を履修していたことや、テニスのインストラクターをしていた経験が生かされているそうです。「自分がお客さまにお褒めの言葉をいただくのはもちろんうれしいですが、教育に携わった後輩が褒められるのも同じくらいうれしいです」とやりがいを話してくれました。

最後にこの仕事を目指す後輩に向け、「女性のイメージが強い職場ですが、体力も必要。大学では『体育』の授業を取ることをお勧めします。授業を通して他の人と交流する機会も多いので、コミュニケーション能力も上がるし、リフレッシュにもなりますよ! 自己管理能力を上げるため、早めの行動を習慣づけることも大事ですね」とメッセージをいただきました。

 

小川さんのお勤め先

  • 株式会社
  • JAL
  • グランドサービス

(http://www.jgsgroup.co.jp/)

成田、羽田、大阪、福岡、札幌の各空港において、日本航空をはじめとする世界の主要航空会社の地上サービスをJGSグループ各社とともに担っています。航空機をご利用されるお客さまの手荷物及び貨物の取り扱いはもとより、航空機の誘導、客室や機体外部のクリーニング、旅客サービス、そして国賓・公賓等VIPの特別便をハンドリングするなど、その真の主役として、社会的使命を果たしています。

取材を終えて

これから就職活動で、今は業界研究をしています。最初から「この仕事にしか就きたくない」「この仕事は向かないだろう」と決めつけずに、自分の興味を掘り下げて視野を広げることが必要だと今回の取材を通して感じました。本格的な就職活動まで残り限られた時間ですが、悔いの無いよう取り組みたいと思います。

学生記者:安部朋海