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No.17 三到図書館

[2017年5月31日掲載]

荊冠堂チャペルの向かい側の趣ある建物。
大学には欠かすことのできない「知識の泉」、三到図書館の秘密に迫ります!
 

三到図書館の秘密・・・!?

三到は「読書する場合、心をそれに集中して、眼で見、口で朗読する」という意味の「読書三到」から命名されています。
三到図書館には聖書を始めとしたキリスト教関係の本が充実しており、世界各国語の聖書があるのもキリスト教主義の大学ならでは。創立者である清水安三先生は本の収集に熱心で、学園の教職員や学外の先生方に寄贈を募り、図書館の本の充実に努められたそうです。昔の貸出票にはなんと安三先生ご自身のお名前も!

三到図書館の秘宝!? 『グーテンベルク42行聖書』

15世紀ごろにドイツの都市マインツで活版印刷術を発明したといわれるヨハネス・グーテンベルクが、その印刷技術を用いて作った初の聖書が『グーテンベルク42行聖書』です。世界に48冊しか残っていない聖書の1冊が慶應義塾大学の図書館にあることは有名ですが、三到図書館に置いてある聖書は翻刻本で1979年に購入されました。翻刻本も数が少なく、その中の1冊だそうです。1人では持てないぐらいのかなり大きな聖書で、描かれている挿絵はとても色鮮やか。聖書は図書館1階にあるのでぜひご覧になってみてはいかがでしょうか!

本がもっと好きになる! 図書館員のおススメ

図書館員は本や設備の管理はもちろん、学生におススメの本を紹介したり、本に興味をもってもらえるように工夫をしたりしています。その一つが、学生が実際に書店に行って本を選ぶ『選書ツアー』の実施。
図書館員の矢部さんは「図書館の本を自分で選ぶことで、本への興味が増す」と言います。書店の方にPOP の書き方を教わって作った『選書ツアー』コーナーは書店さながらのクオリティ! 学生目線の選書ということもあり、好評だそうです。

図書館員にとって本とは・・・?

■財産

図書館にとって、本は大切な財産です。読書することによって新たな知識を得ることは、「知的財産」を増やすことでもあります。

■どこでもドア

本を読むことによって、いろんな世界へいつでもどこにでも行けます。
一生のうち、一人ひとりが経験できることは限られていますが、本を読めば行きたい国へ旅行しているような気分になれます。また、図書館員の佐々木さんは「例えば歴史書を読めば、まるでタイムマシンに乗ったかのようにその時代へタイムスリップできます」と話してくださいました。
 

図書館員から皆さんへ

「学生時代にたくさん図書館を使ってください! 大学を卒業して働きはじめると、本を読む時間を作るのが難しくなります。時間のある学生のうちに、柔軟な感性を生かして本を読んでほしいです」と佐々木さん。図書館にある文学全集を読破してみても良いかもしれませんね。
 

最後に、「本は財産です。次に借りる人が気持ちよく読めるように、大切に扱ってください」とメッセージをいただきました。

読プロの活動情報はこちらから
Twitter : https://twitter.com/obirin_reading

桜美林大学図書館読書運動プロジェクト実行委員会(通称:読プロ)

リベラルアーツ学群の片山博文先生が「大学における読書文化復権」を提唱し、学生、教職員、図書館、大学生協の四者協同で発足したのが読プロです。現在、学生12人が所属し、図書館3階のラーニングコモンズなどで月に1回ほど、読書会開催や図書棚でテーマを決めて本の展示などをしています。

毎年行われている「大学生協読書マラソン桜美林コメント大賞」は、読んだ本の感想が書かれたコメントカードの中から表彰を行っているそうなので、ぜひ参加してみてください。

取材を終えて

今回の取材で、今まで知らなかった三到図書館について知ることができました。
読書は「心が旅し、冒険するもの!」。学生のうちにもっと図書館を利用し、読書を通じていろんなところに冒険に行きたいです。
貴重なお話をしてくださった図書館員の皆さん、ありがとうございました。

学生記者:杉建祐三郎

桜美林大学図書館ホームページ:http://www.obirin.ac.jp/library/