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No.8  グローバルコミュニケーション学群2年
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桜美林から世界へ

[2017年11月30日掲載]
「『きっと』というような、ヨーロッパにはない微妙なニュアンスを伝える言葉が好きです」と言うのは、ポーランドのポズナン出身のマルタ・グドクさん。

彼女が日本に興味を持ったのは15歳、YouTubeで動画を見ていた時でした。「おすすめの動画」に表示された未知の言語が気になり調べると、それが日本語。調べていくうちに、漢字、平仮名、カタカナで複雑につづられる言語体系が、「一見して理解できないものがあると調べたくなる」というマルタさんの性格にぴたっとはまりました。以来彼女は、日本語の勉強に励んでいます。
高校時代にポーランドで行われた「外国人による日本語スピーチコンテスト」で優勝し、2週間の異文化交流プログラムで日本に招待され、初来日。この時、川崎で行われたスピーチコンテストのファイナルに出場したことがきっかけで、桜美林大学からの奨学金を得ることになり、本学に入学しました。

スピーチコンテストで優勝するほどの語学力は、「教科書を使って勉強することがあまり好きではないため、人と接してよく話すこと」で身につけたそうです。そのほか、日本のドラマや映画を日本語の字幕で見るようにするなど、来日前から工夫していたといいます。

学費と生活費は奨学金とバイト代でまかないながら、奨学金需給の条件であるGPA3.0以上をキープするため、平日は勉強に大忙しのマルタさん。来日当初は、各種行政手続きに苦戦し、「本当に大変」だったと笑いながら話してくれました。

最近、荒田明夫教授の授業を受けて、ユネスコ在籍時代の話を聞き、「やりたいことはこれだ!」と確信したそうです。

以前は通訳や日本語教師になることも考えていたそうですが、「自発的に行動し、教育で子供たちを直接サポートしたい」と考えるようになったマルタさん。特に東南アジア地域の子供たちの教育を充実させることで、将来の可能性を広げられるようにサポートしたいということでした。

「好きな漢字は『難』です。書くのが難しいから」と言うように、研究者気質のマルタさんですが、彼女なら桜美林大学での経験を生かして、世界の教育現場で「きっと」大きな貢献を果たすと思います。

取材を終えて

留学生にインタビューをするのは初めてだったので、とても新鮮でした!
しっかりと目標を持ち留学生活を送っているマルタさんを見て、私も何か目標を決めて、学生生活を無駄にしないように頑張りたいと思いました。

学生記者:志村紗夜