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No,4 ビジネスマネジメント学群 4年 フィオナ ニュアルさん ニュージーランド
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日本文化と日本語の響きに惹かれて

[2015年8月31日掲載]
日本の歴史や文化に興味を持ち、中学2年生から学校の選択授業で日本語の勉強を始めたというフィオナさん。1年目に平仮名、2年目に片仮名、3年目から漢字の勉強を始め、高校3年生のときに、『第16回海外高校生による日本語スピーチコンテスト』のニュージーランド代表に選出されて来日。大会では、「核融合の未来;私たちの未来」というタイトルでスピーチし、それをきっかけに桜美林大学の特別奨学生選抜を受験、念願の日本留学を果たすことができました。

しかし、いざ日本語で授業を受けてみると、内容の3分の1も理解できず、「これはまずい…」と焦ったと言うフィオナさん。そこで、毎日CJL(日本語学習リソースセンター)に通い、1日に20個の漢字を学び、1週間で200個程の単語を覚えて文法も復習。その甲斐あり、1年次の春学期の成績はAを多く取ることができ、3年次の8月には日本語能力試験で最上級のN1を取得できました。それは、「人生の中で一番プライドを持てること」だと言います。そんな努力家の彼女は、日本史を学ぶ際に、まずは英語で一通り学習し、その後もう一度日本語で学習しているとのこと。難しい言葉の多い日本史ですが、英語で予習をすると日本語の意味を理解しやすいそう。「文化を学ぶにはその国の言語で」というのがフィオナさんのモットーです。

和歌や俳句がお気に入りで、平安時代の文化にも興味があるので、いつか十二単(じゅうにひとえ)を着てみたいそうです。今後の目標は、ニュージーランドに帰国し、日本で学んだ知識と経験を生かして在ニュージーランド日本人の生活サポートや、専攻である会計に関する仕事をすること。そして古文の勉強も続けて、いずれは辞書を引かずに読めるようになりたいと語りました。
帰国しても是非、日本の文化をニュージーランド、そして世界へ向けて発信してほしいと思います。

学生記者:二村涼

フィオナさんの好きな和歌

「月やあらぬ 春や昔のはるならぬ わが身ひとつはもとの身にして」伊勢物語第四段 (在原業平)
「これやこの 行くも帰るも別れては 知るも知らぬもあふ坂の関」小倉百人一首 第10首 (蝉丸)

両方とも「変化」を表すものだと解釈して感動した和歌。フィオナさんは詠み上げる音も好きで、古典文学にはまっているそうです。