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[2017年2月28日掲載]
池田先生は、もともと翻訳家を目指していたそうですが、人とコミュニケーションを取ることや、日本語と英語の「言葉遊び」が好きだったこともあり、ある雑誌に載っていた日本語教師研修の募集を見つけ、応募したことがきっかけで日本語教師になったそうです。今回は主に英語学習についてお話を伺いました。

「好きな音楽の歌詞が分かるようになりたい!」と英語を勉強し始め、中学の時に好きだったジョン デンバーに英語でファンレターを送ると、なんと返信が! 大学時代にはファンクラブの海外担当として、他国のファンクラブスタッフや現地コロラドオフィスのスタッフと英語で連絡を取り合ったことでさらに上達しました。しかし、大学1年の夏休みに授業で使わなかった英語の分厚い聖書(欽定訳聖書=The King James Version)を読もうと試みて、途中で挫折したこともあると言います。
 
大学のワンダーフォーゲル部に所属していた池田先生は、鳥海山(秋田と山形の県境にあり、「出羽富士」とも呼ばれる活火山)の山小屋に雪のない時期に食料を運び込み、春休みにスキー合宿をするなどアウトドアな活動もしていたそうです。

日本で日本語教師をした後、EEP(Educational Exchange Program)の一期生として、大学院に通いながら日本語を教えるプログラムでアメリカのテキサスに留学し、帰国後8年で再び渡米。2度目の大学院留学をしたテキサス大学のあるオースティンは、アメリカ国内でも有数の音楽都市で、好きなアメリカのルーツ音楽に囲まれて日本語教師と研究の両立をしていたそうです。音楽や市民運動を通じて英語力を高めていった池田先生、外国にいても、自分の住む地域や社会に積極的に関わることが大事だと言います。「ただ大学で英語力をつけることを目標とするのではなく、英語を使って何をしたいのか、また何を発信したいのかということに目を向け英語を学んでほしい。また、母語も磨いてほしい」とアドバイスをいただきました。

さらに、英語を学んでいるから英語圏のことだけを知ろうとするのではなく、アジアをはじめ、世界全体を知り、視野を広げることが何よりも重要だと言います。世界を知るのに役立つとして松井やよりさん(ジャーナリスト。元朝日新聞記者で女性問題、日本とアジア諸国に関する著書多数)の本を勧めてくださいました。

「本を読み、かつ外に出てたくさんのことを吸収してください」。

取材を終えて

池田先生のインタビューを終え、もっと世界のことを知りたいと思いました。また、何をしたいのかという動機づけが今後の外国語学習や達成したい目標に大きく影響することが分かりました。「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、私は英語が好きなので人一倍努力してきわめようと思いました。

学生記者:石川陽之