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論文を書くのに便利なサービス

[2018年02月28日掲載]
こんにちは、最近ゼミ論や課題に追われている学生記者の志村です。私と同じく「論文の資料を集めたいけれど、どのように情報を集めればいいのか分からない」と思っている方、意外に多いのではないでしょうか。
今回は論文の資料を集める際にも役立つ、「図書館で利用できる五つのサービス」をご紹介します。三到図書館で勤務している鬼沢さんが取材に協力してくださいました。

1. オンラインデータベース

オンラインデータベースは、学術雑誌からファッション雑誌などの一般誌まで閲覧が可能です。ちなみに学内環境接続時(学内無線LANに接続された端末および学内に設置してあるPCで)のみ閲覧可能なものと、学外からでも閲覧可能なものにわかれています。
例えば「朝日新聞」の記事をオンライン上で閲覧できる「聞蔵Ⅱビジュアル」。また、「日本経済新聞」の記事が読める「日経テレコン21」。どちらも学外から閲覧することが可能なので、通学の空き時間などにおすすめです。
私が特にお薦めしたいのが、「日経BP記事検索サービス」です。日経BP社が発行する約50の雑誌を読むことができます。ビジネスや教養関連の記事などがそろっていて、就活情報や論文・レポート作成の方法についての情報も掲載されているので、私たち学生には特に役立ちますよね!
鬼沢さんいわく効率的に論文を探すには、「国立情報学研究所」が提供する「CiNii(サイニィ)」でまず検索し、見つからなかった場合は雑誌記事の「magazineplus」で検索すればより良いとのこと。
それでもお目当ての情報が見つからなかった時には、「図書館のレファレンスカウンターに来てください。直接サポートします!」と心強い言葉を頂きました!
その他にもたくさん学内外で利用できるオンラインデータベースがあるので、興味のある方は図書館のホームページからオンラインデータベースを確認してみてください。図書館内には無料でもらえる「検索ガイド」があり、図書館の蔵書検索の方法や、オンラインデータベースの機能がさらに詳しく書いてあるので要チェックです。

2. 文献複写

学内には所蔵されていない資料の複写物を取り寄せられるサービスです。
学術雑誌などに載っている1文献(1論文)ごとに申し込みが可能で、複写料金や送料がかかりますが、コピーする手間もなく複写されたものを図書館で受け取ることができます。複写料金や届くまでの期間は取り寄せる図書館によりますが、安いものだと見開き30円からとなっており、約2週間前後で届きます。
申し込み方法ですが、図書館のホームページの「マイライブラリ」から希望する複写物の申請を行うことができます。

「文献複写」は、図書館のホームページから申請することができます。

3. 資料貸借

他大学より資料を取り寄せることができるのが資料貸借です。カウンターで申請ができます。大学間での資料の貸し借りが可能ですが、大学によっては貸借期間が異なっています。
図書館外への持ち出しはできませんが、無料で貴重な資料が取り寄せることができるので、論文執筆の際などにはぜひ利用してみてください。

大学間での資料の貸し借りが可能です。

4. 他機関への紹介状発行

「文献複写」と「資料貸借」以外に、大学の外にある資料を閲覧できる方法が、「他機関への紹介状発行」です。他機関とは、他大学の図書館や研究施設はもちろん、博物館なども含まれます。この紹介状が有効なのは、観覧したい資料の量が膨大な場合です。「文献複写」と「資料貸借」では間に合わない時の奥の手として利用しましょう
ちなみに、紹介状の発行には対象機関の許可が必要です。そのほか、当たり前ですが、許可がもらえたからといって、相手側の迷惑になるような行為は厳禁です。大学の名前を借りて紹介状を発行してもらっていることを忘れないようにしましょう。

5. 修士・博士論文の館内閲覧

名前の通り図書館内に限り、大学に所蔵されている修士・博士論文を閲覧することができます。閲覧する場合は、事前に桜美林大学の図書館ホームページより論文を検索し、題名を調べてから館内閲覧用の申請書をカウンターで書く必要があります
博士論文は図書館でコピーが可能ですが、著作権の関係で全文のコピーはできず、その上限は全体の半分以下になるため注意が必要です。

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大学図書館職員 鬼沢さんから

レファレンスカウンターを利用して、資料の探し方などを教わった時は、ぜひ友達にもそのやり方や情報を共有してください。それにより桜美林の学生がますます「Independent Learner:自立した学習者」として成長していただけると嬉しいです。
ところで私が学生の頃「司書は図書館利用者の時間を節約せよ」という言葉を先生から教わりました。その言葉は今でも印象に残っており、その気持ちを忘れずに仕事に励んでいます。ですので、基本的には求める資料が本学図書館にない場合、即座に「ありません」とは言わず、「どこかにもしかしたらあるかもしれない」と他の図書館を探したり、求めるものに近いものを探したりするように努めています。
普段何気なく利用されている図書館ですが、そこには桜美林大学のみなさんの学修をサポートする私たちスタッフがいます。もっと気軽にお声かけください。

取材を終えて

今回取材させていただいた司書の鬼沢さんですが、取材前に私のゼミ論文の資料集めにも相談に乗っていただきました。実際に文献複写を利用してみましたが、ネットですぐに手続きが完了し、ゼミ論を書く際にどうしても必要だった資料を取り寄せることができました。
「図書館にこんな機能やサービスがあるのか!」と感じることがたくさんあると思うので、皆さんも図書館レファレンスカウンターのスタッフに相談してみたり、積極的に利用してみてください。

学生記者 志村紗夜