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[2015年11月30日掲載]
中学からキリスト教学校に通い、高校時代、ハンドベル部の世界大会出場のためにアメリカへ行った生田さん。そのとき、コンサートの盛り上げ方や場の雰囲気など、日本との違いに衝撃を受けます。これを機にアメリカ文化に興味を持ち、大学ではアメリカ地域研究を専攻。教師であるお父さまの影響で、中学校の「社会」と高校の「地理・歴史」の教員免許を取得すべく教職課程も履修しました。

大学院進学を考えたきっかけは、教育実習の際、生徒に分かりやすく教えるためには専門知識が不可欠だと実感したこと、キリスト教学校とハンドベルの歴史について調べてみたいと思ったことだそうです。ゼミの中村雅子先生や大学院を出ている生田さんのお父さまに進学について相談したところ、学内進学を勧められ、大学でお世話になった先生にそのまま指導を受けられる環境を選びました。

現在の研究テーマは、「日米文化交流史から見た日本のプロテスタント学校の成立とハンドベル~ベンネットと関東学院とハンドベル~」。ハンドベルが約450年前にイギリスで生まれてアメリカへ伝わり、やがて日本に伝わった経緯を研究しています。日本ではキリスト教(特にプロテスタント)学校からハンドベルが広まった背景もあるので、日本のプロテスタント学校の歴史について、とりわけ出身校である関東学院とそのハンドベルクワイアについて調べている最中です。

同級生には中国人留学生が多く、国際的で、年齢層も幅広く、社会人も少なくないそう。定年退職後に学ぶ学生からは、「こうして勉強ができる時間は貴重だ」と言われました。実際、生田さんの生活スタイルは勉強・研究が中心になっています。平日は朝10時から午後6時まで共同研究室にこもり、土日にハンドベルの演奏を楽しみます。「若いうちにいろいろな経験をしたい」と話す生田さん。専修免許状の取得と深い知識の修得に向け、日々奮闘しています。

学生記者:鈴木空也