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稲作体験で、自然を大切にする意義を学ぶ

[2014年12月19日掲載]

リベラルアーツ学群小礒明教授の授業『都市環境政策』と『専攻演習』を履修する学生が、東京グリーン・キャンパス・プログラムの一環で、都立小峰公園(東京都あきる野市)で5月末に植えた稲を10月18日に刈り取った。

小礒先生は、環境問題、環境保全の意義、環境政策の重要性を体感することを目的に、授業・ゼミで体験学習を実施。これまでにゴミ処理場や水再生センターなどを訪れた。
今回は、郊外の自然に身を置き、稲作に挑戦する体験学習を通じて里山保全の重要性や農作業の苦労などを学んだ。

都立秋川丘陵自然公園の中央部に立地する小峰公園は、今回体験学習をした谷戸田(やとだ:丘陵地の谷あいの地形を利用して作られた田んぼ)の他、小川、雑木林等で成り立つ約11haのエリアである。生物多様性に富んでいる一方、コヤマトンボ、ヤマジノホトトギス(ユリ科)など絶滅危惧種が生息しているため保全が必要な地域でもあり、「ホットスポット」ともいわれている。

米作りには88の工程があり、作業は手間がかかるもの。履修生は工程の一部に関わり、その他の作業は東京都の協力を得ているが、手作業での田植え、稲刈りは大変だったという。履修生は、「日本人として守っていきたい文化・環境だと思いました」(リベラルアーツ学群3年杉田隼人さん、写真前列左)、「お米作りを通して命の重みを感じました。支えていただいた都の方々にも感謝します」(同学群3年原佑実さん、写真後列右)と感想を語った。