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桜美林きものプロジェクト

[2016年8月31日掲載]
人間の生活において欠かせない「衣食住」という言葉があるように、衣類は人々の生活と密接に関わっている。皆さんは着物に対してどのようなイメージをお持ちだろうか。
「着物は日本人の価値観が埋め込まれたもの」。そう答えるのは、着物文化普及のため「桜美林きものプロジェクト」を立ち上げた角田遥奈さん(ビジネスマネジメント学群4年・写真左)。

角田さんにとって着物はただの衣類という枠を超えて特別なもの。彼女が着物に興味を持ったルーツを辿ってみると、なんと中学生からだという。同居していた祖母がよく着物を着ていたので、その姿を見て当時から着物に対して憧れを抱いていたそうだ。着物を何枚持っているか聞いてみると、なんと、実家のものは別として自宅に40枚ほどあるそうだ。

「桜美林きものプロジェクト」始動のきっかけは、川西重忠先生の授業『日本の経営者』で、リサイクル着物店「たんす屋」を全国展開する東京山喜株式会社の中村健一社長がゲスト講師としていらっしゃったこと。川西先生を通して中村社長と面識を持った角田さんが、リサイクル着物を現代風にアレンジし、カジュアルに着こなす「平成小袖」を提案。中村社長の協力で、町田109内の着物店「きものやじゃぽん」にて販売することがかなった。

プロジェクトメンバーの9人は、4~8月までの4カ月間「きものやじゃぽん」の店舗運営に関わり、期間中は浴衣の販売にも力を入れた。客層は高校生から保護者世代までさまざまだったものの、積極的に試着をしてもらい、その人の好みや予算に合ったコーディネートを提案するよう心がけたそうだ。外国人のお客さまのために外国語のPOPやチラシを用意したり、店内の様子をSNSにアップしたり、メンバーと話し合いを重ねながら、どうしたらお店がより良くなるかを模索した。
プロジェクト始動後、角田さんは着付け師範の資格を取得。メンバーも着付けができるようになり、「着物は難しいものだと思っていたけれど、身近なものに変わっていった」と話す。

「きものやじゃぽん」での店舗運営を終えた今後は、学内で定期的に着物体験イベントを開く予定で、メンバーは随時募集とのこと! また、SNSでの情報発信にも力を入れているのでぜひチェックしてみてほしい。

学生記者:安部朋海