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はやおサークル

[2018年02月28日掲載]
芸術文化学群の造形デザイン専修生が中心となって活動しているオールラウンドアートサークル「はやお」。もともとは天文サークルとして創設されたが、次第に表現活動がしたいと方向転換。現在のようなアートサークルへと変化した。設立時は4人だったメンバー数も今では79人を誇り、学群の枠を超え、リベラルアーツ学群やビジネスマネジメント学群の学生たちも所属している。
普段は週に一度教室に集まり、今後開催するイベントについての打ち合わせや準備を行っている。毎年大学祭に作品を出展するほか、大学内にとどまらず、アジア最大級の国際イベントであるデザインフェスタにも出展している。

デザインフェスタでの出展

山崎団地活性化イベント

また、こういった従来の表現活動のほか、大学近隣地域の企業や商店街、団地などと共同して作品を制作したり、仕事を受注したりと活動の幅が広いのが特徴である。そんなはやおサークルを2017年の大学祭まで代表として支えてきた元吉海生(芸術文化学群3年)さんにお話を伺った。

前代表の元吉さん

代表の仕事は、地域連携室や学外からの依頼の窓口となり、サークルのメンバーに伝えること。また、依頼主である地域や企業団体とサークルをつなげる、いわばパイプラインの役割を果たしている。企業や地域団体とのつながりだけではなく、学内外の学生団体にも代表自ら掛け合い「横のつながりも深めている」そうだ。「自分たち学生団体で地域を盛り上げていく」ことが理想だと元吉さんはいう。

山崎団地ワークショップ

「依頼主の要望を意識し、自分たちの請け負う仕事には常に責任感を持って行っている」という元吉さん。例えば町田版画美術館で行われる「ゆうゆう祭」には毎年参加し、子ども向けのワークショップを行うなどアートを通じて地域住民と触れ合っている。

大学祭での展示

小田急百貨店 × 桜美林大学 黒板アート

日頃のしっかりとした活動が、イベントやコラボレーション後も関係の継続ができている要因だろう。話題になった小田急百貨店とのコラボは継続しており、先日もイベントに参画した。こうした社会とのつながりから、単なる制作活動を超えた社会的成長を得られるのが、はやおサークルの魅力だ。
加えて意欲とプランがあれば学年問わずさまざまなことに挑戦できるいい意味でフランクな上下関係と、おのおのが自由に振る舞える雰囲気がはやおサークルにはある。仕事に取り組む際には、一つのチームとなり動くため、依頼をやり遂げる過程で大きな信頼関係が生まれるのだ。

「地域の方々ともっと何かしたい」という人や、「自分の作品作りに集中したい」という人など方向性が全く同じというわけではないが、「表現活動が好き」という根元は共通しているため、互いに刺激し合い共に成長し合えるという。
桜美林大学と周辺地域とのつながりをより強くするためにも、今後の動きが期待される。

取材を終えて

今回、元代表である元吉さんにお話を伺い、終始元吉さんが楽しそうなのが印象的でした。本当にはやおサークルは居心地がいいのでしょう。既存の枠にとらわれない表現活動で地域を盛り上げていく彼らに、今後も注目していきたいと思いました。

学生記者:崎間美和

今回お話を聞き、一番感じたことは、サークル内のアットホームで居心地の良さそう雰囲気です。製作期間にはピリピリとした空気が漂うこともあるそうですが、学年問わずさまざまなプロジェクトやイベントにチームで参加し活動できているのは、いわば家族のように同じ時間を過ごしているからではないかと感じました。

学生記者:鈴木理沙